03-5272-6700

医療業界通

医院の事業承継 パート② うまくいっている親子承継は?2015/11/14

経営サポート室の岩田です。

前回に引き続き、先日事業承継を進められている先生からうかがったお話しの中から、今回は親子承継についてお話したいと思います。

「親子承継について、先生はどう思われますか」とストレートに質問をしたところ、「正直、うまくいっているところ少ないね。診療方針が違うとどうして揉めるよね。親は保険診療中心で、後継者は自由診療中心で考えるという場合、材料も違えば、機器も違い、時間も違う。これでうまくいくはずもない。」

「それでは、診療方針が一緒であれば、うまくいくということでしょうか」と尋ねると「そうだね。うまくいっているところは、子どもが学生のうちから、自分の診療方針を教え込んでいる。自分の方針と違わないように、何を学べば良いかを考え、医院を引き継げるように道筋をつけているね。」

「それでは、進学や専攻も放っておくとどうなるのでしょうか」と尋ねると、「帰ってこない場合がほとんどじゃないかな。無理に連れ戻すようにした場合、ほとんどのケースで揉めているね。」
「なるほど、そうすると親子承継でうまくいっているケースは、診療方針が一致している。診療方針が一致するためには、そうなるように準備しなければ難しいということですね。」

「そうだね。そうしているうちに、後継者は自分が医院を継ぐ立場にあることを受け入れていくのだろうね。だから、うまくいくんだと思うよ」

当たり前ですが、後継者が納得し、受け入れるプロセスを踏んでいるかどうかが重要なことを改めて認識しました。

サービス一覧

03-5272-6700